☆ム・マン☆

*全ての虚者と∀の舞踏歌*
★Objet-Romance★
――今を仕舞うは永遠を躍る――
「どうしたって愛さずに居られない存在が、永遠に擁かれながら、どう仕手も無限をつかまえられなくて」
「一処片想いの、図星の当の御相手になる夢幻性に、逆様につかまえられるぜ」
「焦りと諦めの寸法になって、淫らだけれども真摯な言葉を吐く仕上げなの」
「愛さえ無ければ愛する事が出来る」
物語の使者、その存在を、仮の人と呼ぶ。
「始めの氣分でしょう」
「一等終わりからのね」
熱を乱した仮の人の、基底と皮膚が同機して応える。
「何だって抽象化するのが観念の仕業さ」
「そんな、儚い純数性が囁いて消えるような始末には、到底割り切れない想いが、有象無象と無理数化して、今の心と一緒に観ては、何度も助けられ、何度も救われたなあ」
そう述懐する、空威張にも自負にも似た抑揚が、しぶとくほくそえむ仮の人の身体を興奮させ、魂までもエレクトさせるのであるけれど、胎の知れた体が欲情するには未だ忍び無く、それかあらぬか、『恐怖や不安を克服するには悲哀が穏当であろうよ』と、私と私が出合うEdge・淵でナニモノかが呟くのだった。
「どうせ全部自分なんだって!」
「ソレが違い無いからこそ訝しいんじゃないか!」
「捻じ曲がった光のシャワーを浴びて仕舞ったんだ」
「そんなコトは母なる闇を選んだのだから」
地獄へ突き落とされた優等生を睥睨しながら、重力への謝罪をいつまでもし続けるダンサーが望むのは、この宇宙を服用し続けるしか能の無いような仕舞だけ・・・・
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by hitohiso | 2015-08-31 20:25