☆ム・マン☆

*全ての虚者と∀の舞踏歌*
――今を仕舞うは永遠を躍る――
★努努夢見る事無かれ★
地球人にとって太陽は根源の神であり、地球の母であり、万物の胎でありましょう。
そうした原初の神である太陽の表面温度は、地球人が言う炎熱には程遠く、亜熱帯ほどの氣温を保っており、生命を快く育むに適していて、柔らかで闊達な、波しぶきのように振る舞うフレアー・炎波の火影に、美しく輝く、たくさんの生命が憩っているのです。
『心頭滅却すれば火もまた涼し』と云いますが、太陽人は、地球人がその存在を忘れる程近しい存在の大氣を、愛しくて愛しくたまらない恋人のように、いつもいつも想い遣る事で(そう!彼等にとっては恋愛こそが生活なのです!)、身も心もあたたかな焔となって、愉悦の内に燃え上がって仕舞うのでした。
ですから彼等の心頭は、常に焼き尽くされたニルヴァーナ状態にあって、羊水に浮かぶ胎児のような極樂を明晰に意識し、清らかな森と泉に充ち溢れる精氣のように、彼等を覆って余り在る陽氣を愛するのです。
このように愛されている太陽自身は、自分の肌から喜びを発散させ、愛と智慧のエネルギアとして火炎熱となり、私たちの棲むこの地球へと降り注いでくれているのです。
太陽からの至上の恩恵を悉く得ている地球では、その理を分別して科学的認識をしていますが、その反面、巧妙な集団催眠にも陥り、余剰の天使を殺戮しては、唾棄すべき短絡地獄をも産んでいるのです。
複雑怪奇な宇宙への郷愁は、愚かさと凡庸さを骨の髄まで植え付けられた地球人にとって、曖昧模糊たる夢想事として取り扱われていますが、彼等はその、赤子のように柔らかく傷つきやすい、儚いコワレモノである、存在と宇宙を思索する大元の眞実を、嘘と欺瞞で入念に隠しては幽閉し、取り繕った様子が歴然として在るにも関わらず、見て見ぬふりの、偽善で露悪なる同胞たちと朋に、滑稽で馬鹿馬鹿しく空しい、、眞に憐むべき共犯行為へと唆しているのです。
自らの犯罪行為を執拗に塗り固めて隠蔽し、表面にたっぷりと、無恥と嫉妬の厚化粧を丁寧に施した、他人も己も欺き騙す手法は、刻刻と狡猾に饒舌になってゆき、愛を汚し、美を傷付け、慈悲に毒を盛り、智慧を殺し、そうやって彼等自身、死んだような生涯を送るのであります。
何と浅ましく無慙の人生でしょうか。
眞実を知る者は排除され阻害される、地球人の粗雑な狂氣には、陳腐な文明と卑猥な文化が見せ掛けの共起をし、実の無い驚喜を与え合ってるのでしょう。
「月が日ごと形を変えるのは、月自らが自身を彫塑しているから」
己を削っては消し、消しては加えるその姿勢が、躍る身振りを象徴して余り在るのだけれど、月並みの身振りの鋳型の中でも、消滅点・Vanishing-Pointに最も近い、暗月との関係が一等深く親しく、眉月とも弓張り月とも呼ばれる、鋭く優雅なカーヴ・弧線の響きを持つ、黄金の曲針が一等美事!
月は、夜も太陽の存在を照らし出してくれる鏡の星。
月は、地球人に観念と思想を授け、想像と創造の海を、数奇なだけ泳がせてくれる。
月の水は、火炎のようにカラリとそよぎ、太陽の焔は波浪のようにサラリと泳ぐ。
月は、太陽の最愛の影であり、太陽は月の至高の光。
だから、月の人は、無様で不恰好な宇宙服を着てたら観えないし、太陽人は、強情で臆病な狂信者の心眼には届かないの。
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by hitohiso | 2015-09-02 13:49