☆ム・マン☆

*全ての虚者と∀の舞踏歌*
――今を仕舞うは永遠を躍る――
★煙の歯車★
『主は客に対し、合氣を決して致さぬ由』
大地が告げる通俗な醜怪さを、呆れ返る面持ちで颯爽と、肩で風切り、天空を歩く。
思想は甚だ世知辛く、不自由極まり無き人間世界へと喝をば入れよ!
狂殺たる世界が蔓延する。
「同時代の本質を形骸化したまま、飽きられ捨てられた、レディ・メイドの墓守が、声高に脅すけれど、当の墓場には、拠所の要らぬ体がモンドリうって屯していて、興味の矛先へ勝手御免と、日がな一日の幸福の孔が穿たれてるへりくだりようなのさ」
胎の蟲が、そうやすやすとは治まらない氣取り方で、世の中を茶番化しようと、躍起になるだけれども、辛辣な優しさが至極サッパリと充満していて、よそよそしい事象には事欠かぬ。
自己滅却が世界の涯と了解する破廉恥さには、腹を空かした妖精が笑いながら泣きじゃくる、実存の不甲斐無さがあるだろう。
子孫を不要とする界隈に棲む、非在者の醸す酒を、呷りつつ宣う、主客顛倒の吐息は、光の香に包まれて、仕合わせそうに輝いていた。
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by hitohiso | 2015-10-30 19:23