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私たちが今、現に存在し生活している、この地球という星を考究することは、とりもなおさず、私たち自身を探求することであり、その探求は、私たちの星・地球を母胎として、果てし無く続く天体と朋に語られるであろう。
文明以前から人々は、数・量・質といった抽象的概念を、具体的に表すための象徴記号を用いて、生活を維持し発展させていった。
象徴記号から数学への移行と朋に、天地人としての私たちの意義を質す研究が盛んとなる中、発見された知識=法則性は、全世界へと拡散していき、普遍性を仮定する定理、すなわち、証明された眞なる命題が産まれることになった。
知識・文化・文明の交流によって、数学上の新発見が、他の科学上の発見と、顕著に相互作用しながら、進歩し続けるようになったのだ。
一方、抽象的概念の具体化とは、個と個体同士のつがい、そして子らとの共同幻想に他ならない。
抽象的概念も共同幻想も無意味な心象であり、あくまでも実在現象ではない。
個体の集合体である社会を、維持・発展させる概念として、私たちは、どこまでも幻想物質に過ぎぬ、象徴記号を用いるようになったのだ。
象徴記号とは意識のオブジェであり、観念の道具である。
意識の主体たる私たちは、私たち自身が産んだ、客体なる幻想オブジェを、意のままに扱うことで、めくるめく発見・発展・応用・進歩の過度期の只中にいる。
しかし、今や、主客は転倒し、主従は逆転してしまった。
私たちは現在、その、やむことの無い意識から創出された事物により、ますます自然から脱離し、私たち自身と断絶することで、眩いばかりに失明し、脳髄は狂わされ、心も魂も畢竟、乱されたる在り様ではあるまいか!
私たち自身が発見した知識=法則性に自縛されている現状は、空前絶後たる惨状を、地球規模において呈している。
神秘と茶番の眞っ只中を、右往左往する私たちの苦行は、増大し続けているのだ。
本末転倒とはこのことぞ!
笑止千万たる私たちの生活は、これからもっともっと疲弊し衰弱してゆくであろう。
私たちとは、何者なのだ?
私たちをとりかこんでいる、この世界とは、一体全体、何なのだ?
私たちは私たち自身を、どうしようとしているのだ?
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by hitohiso | 2017-03-20 14:55